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擦過痕 [工具痕]

擦過痕(さっかこん)

工具が、物体にほぼ平行に作用し、あるいは移動した場合に、その工具によって物体に残される痕跡。通常顕微鏡で観察しないと分からない程度に微細な凹凸のある、平行状の痕跡が並んで付けられている。型式特徴と固有特徴を兼ね備えるか、そのどちらかの特徴が残されている。

痕跡の形状に着目した用語が線条痕で、痕跡の生成過程に着目した用語が擦過痕である。

英語ではScratch Markである。
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工具痕 [工具痕]

工具によって加工された物体表面に残される加工工具に起因する痕跡。

工具が加工物表面にほぼ垂直に作用した場合に残される圧痕と、工具が加工物表面に平行に作用した場合に残される擦過痕とがある。

工具痕鑑定における工具と加工物は、製品の加工や製造の分野で考えられる工具と加工品には限定されず、すべての接触する物体に拡大して適用される。通常、接触した2物体のうち、硬くて変形の少ない物体を工具、やわらかくて変形の大きい物体が加工品とされる。

何度も使用される物体が工具で、消耗品あるいは接触が限定的な回数(通常1回)である物体が加工品ともいえる。運動する物体が工具で、静止物体が加工品であることも多いが、これには例外がある。たとえば、銃身に銃腔を加工する際には、ガンドリルが工具で銃身が加工品であるが、多くの場合でガンドリルは固定されていて動かず、銃身が回転させられる。

同一の工具によって残される工具痕は、工具の損耗が小さい範囲では類似性が高く、同一の工具によって残された工具痕であると結論可能であるというのが、工具痕鑑定の成立根拠である。
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