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微物証拠 [鑑定法]

微物証拠(びぶつしょうこ)

犯人が犯罪現場に残す、あるいは犯罪現場から持ち帰る物的証拠のうち、残存物そのもののが解析対象となるもの。それらの多くが微細物であることから、微物証拠と呼ばれるが、量が多くても解析手法は同様であり、証拠物の種類は微物証拠に分類される。

微物証拠には、毒物、塗膜片、ガラス片、土壌、花粉、種子、麻薬・覚せい剤、血液、体液、唾液、毛髪、油類などがある。

微物証拠の鑑定では、分析機械の精度や分析法によって結果が変化することはあっても、同種の機械や分析法を用いた場合には、同一の結論が導かれることが期待される。

微物証拠は、それが何であるかの鑑定結果に変動が少なくても、その鑑定結果を犯人と結び付けるところに一定の飛躍があることが多い。すなわち、その微物証拠が何であるかが正確に分かったとしても、それが犯人が残したものである、あるいは、それを犯人が現場から持ち帰ったものであるする結論の間には、大なり小なりの飛躍が含まれる。

毛髪は微物証拠ではあるが、その分析手法には痕跡証拠の分析法である形態分析の手法が含まれる。

英語ではTrace Evidenceである。
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痕跡証拠 [鑑定法]

痕跡証拠(こんせきしょうこ)

犯人が犯罪現場に残す、あるいは犯罪現場から持ち帰る物的証拠のうち、ある物体がその他の物体と接触することにより、接触された物体に残される形状が解析対象となる証拠物。

痕跡証拠は、その痕跡の元になった「ある物体」が何であるかを明らかにすることを目標に鑑定が行われる。

痕跡証拠には、指紋、発射痕、工具痕、歯型(バイトマーク)、足跡、タイヤ痕、血痕飛沫パターン、筆跡などが含まれる。

痕跡証拠の鑑定では、痕跡形状のパターンを比較する手法が含まれ、解析結果と結論との間に一定の飛躍があり、鑑定人の経験や能力によって、その結論が変化することがある。

声紋は物体の接触に伴う痕跡証拠ではないが、その解析手法は痕跡証拠の解析手法と類似している。

英語ではImpression Evidenceである。
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